EV車はここ十年で急成長を遂げた分野の一つで、街で見かける機会が多くなってきました。
車を買い替えるときにEV車も選択肢の一つになっている方も多いのではないでしょうか。
今回はEV車のメリット、デメリットについて考えていきたいと思います。
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EV車とは?
EV車とはElectric Vehicleの略で、いわゆる電気自動車のことで、電気を充電しモーターで走る車のことです。
日産リーフなどが代表的ですが、各メーカーで車種はどんどん増えています。最近ではテスラなどが世界を席巻しています。
ヨーロッパでは、2035年までにエンジンを積んだ車を禁止する法案が検討されるなど、EV車が世界的に主流となる日が近いかもしれません。
いいことこんなにメリット3選
環境にやさしい
電気自動車の一番の特徴はCO2を排出しないことでしょう。
家で太陽光で発電した電気で走ると全くCO2を出さないクリーンな乗り物になります。
非常時に蓄電池として使用できる
近年の大災害で、長い停電を経験した方も多いと思います。
そんなときも電気自動車にためていた電気を非常電源として家庭で使用できます。
停電していないスタンドで充電して、停電している家で電源として使用することもできます。
補助金が手厚い
国や自治体がEV車を推奨している関係で、購入時の補助金があります。
また、減税もあるので、ランニングコストが普通車よりも通常は安くなることが多いです。
あれ?意外と?デメリット3選
充電に時間がかかる
ガソリン車であれば、ガソリンが少ないから入れてから出かけた途中で給油しようということができますが、
EV車の充電は公共施設などにある急速充電器でも30分、家庭の100Vコンセントだと10時間以上かかります。
航続距離が短い
航続距離がガソリン車に比べて短い傾向にありますので、長距離の運転には向かないと言われています。
しかし近年、技術の進歩と共に航続距離は伸びています。
初代リーフは航続距離200kmだったのですが、テスラのモデルSは満タン充電で651kmの航続距離を達成しています。
航続距離は将来的に気にならなくなるかもしれません。
充電した電気が火力発電で作られている?
環境にやさしいからと購入したつもりが、実は火力発電などで作られた電気だったということがあります。
自分はCO2を出していないと思っていても、元をたどればCO2が出ていたということは当たり前に起こっています。
しかし、近年の火力発電はCO2が少なってきているので、ガソリン車よりも環境にやさしいのは間違いありません。
これからのさらなる進歩に期待!
メリットもデメリットもあるので、購入の際は慎重に考えることをお勧めしますが、依然と比べてデメリットがどんどん小さくなってきているのは事実です。
自然エネルギーだけで一瞬の充電でたくさん走る究極のEV車が完成するのも遠くない未来かもしれません。
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