地方公務員にはどうやってなるの?試験は?

転職

コロナ禍で不安定な世の中となる中、公務員の人気が上がっています。
ワクチン対応や、各種の補助への対応のため、求人も増えている状況です。

転職を考えている、または就職活動をしていて、地方公務員に興味がある人向けの記事です。

地方公務員になるには

地方公務員は県庁、市役所、町役場などがあり、いろいろな職種がありますが、主に主事、技師について解説します。

まず、地方公務員になるには各自治体のホームページを確認して募集があるかどうかを確認します。
通常は5月から8月ごろの募集が、来年度の4月の採用となることが通常です。
もう募集が終わっている場合は、希望する自治体が毎年何月に募集しているか確認し、計画的に勉強を始めましょう。
1次試験が筆記問題と作文、2次試験が複数人での面接、グループ討議、3次試験が部長たちと一人で面接というパターンが多いです。

新卒組も転職組も受ける試験は同じ

新卒組も転職組も受ける試験は通常は同じです。5年以上の実務経験がある場合は、経験者枠の試験もある自治体もあります。
つまり、大学生vs30歳で枠を争う場合があります。筆記試験は日頃から勉強している大学生が有利、面接は数々の修羅場を潜り抜けてきた社会人経験者が有利です。新卒の時に緊張した面接でも、社会経験を積むと緊張しなくなるものです。
ほとんどの自治体は人物重視の採用なので、一次試験を突破すると面接が得意な社会人経験者が有利です。面接官はそこの自治体の職員です。一緒に働きたい人物を演じれば合格できます。

勉強は一次試験のみでOK

一次試験は簡単な問題が多いですが、社会人の方は解き方を忘れています。勉強は必ずしましょう。
勉強については定番の過去問500(実務教育出版)1冊でOKです。
専門職を受ける人はもう一冊必要です。
土木なら土木職公務員試験専門問題と解答必修科目編(大学教育出版)をやっておけば大丈夫です。

ほとんどの自治体で作文がありますので、あらかじめ何を書くか決めておきましょう。
作文についてはこれまでの経験で大変だったこと、それから学んだことについて考えておくと、だいたいそれに絡めたお題が出ますので考えておきましょう。
過去問が公開されている自治体もあるのでチェックしてみてもいいかもしれません。

合格するための禁じ手?

試験は無料で受けられます。何個受けても無料です。
試験日が早い自治体から受けて本命に備えて練習しましょう。
大体似たような問題が出るし、似たようなことを聞かれます。グループ面接では他の人の返答も聞けますのでそのままパクってしまって大丈夫です。
間違えて合格しても辞退すればいいので、申し込んでみましょう。
(実際試験日に現れない人も多いです。)

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